クレカ使わないと何が損かってポイントが付かないところなんですよね。
現金と同等で使えるポイントを捨ててるって考えたらホント損してると思う
そうでなくても住信SBIとかソニー銀行で発行できるデビットカードの利用でも還元されるのだから利用しないと不便じゃなくて損。
— usshi@為替と日経と投資 (@20daitoushilife) 2018年9月21日
という煽りをいれつつも、クレジットカードを利用しない人の意見もわかるのでメインカードを楽天プレミアムカードを所持している僕が徹底的に解説したいと思います。
この記事では、主に20代向けの資産運用をメインテーマとして取り扱っていることから、節約やお得になる項目を前面に押し出して紹介していきます。
目次
クレジットカードを持つメリット
楽天カードに限らずクレジットカードを持つメリットはたくさんあります。
- 現金と同等の”ポイント”をもらうことができる。
- 電子マネーとして使うことができる。
- お金を失うリスクを少なくすることができる。
- クレジットカード会社のもつ特典を利用することができる。
現金と同等のポイントをもらうことができる
クレジットカード会社のポイントは現金と同様、読みたい漫画を購入したり、流行りのファッションに合わせた洋服を購入できます。
あるいは、ポイントを使ってツアーを予約して旅行ができたり、株式などの資産を購入することができます。
クレジットカード会社によって決められた還元率にのっとって還元されたポイントは通常1ポイント=1円換算で利用することができます。(ポイントの仕組みはカード会社によってことなります。)
この記事では楽天カードをとりあげているため楽天カードで紹介すると還元率は1%ですので100円利用するごとに1円分のポイントがもらえるということです。
仮に、月5万円をお小遣いで外食やコンビニに利用していた場合
- クレジットカードの場合→500円分のポイントがもらえる
- 現金の場合→なにもない
冒頭で僕がツイートした”もったいない”とは、クレジットカードを利用していない人は上記例の500円分のポイントがもらえる権利を放棄しているからです。
年間に直すと12000円です。年に一回親せきに渡すお年玉分くらいはクレジットカードを使えばまかなえるのですよ。
毎日小銭を捨ててるのと一緒でもったいない。
電子マネーとしてつかうことができる
JCBが開発したQuickPay(クイックペイ)やNTTドコモのiDが使えるコンビニや飲食店は増加し続けています。
キャッシュレスで生活ができる仕組みが世に普及していく流れはもはや止められません。
僕はiPhoneやApple Watchに楽天カードを電子マネーを登録しており、QuickPayとして使えます。
これにより会計もスムースで小銭を数えたり、店員さんに小銭を数えさせたりしません。
- 現金で買い物をするときの時間=30秒~1分
- クレジットカードを利用する場合30秒前後
- 電子マネーを利用する場合10秒程度
上記は僕の肌感覚ですが、現金で買い物してる人はポイントだけでなく時間も損しています。
しかも、例でいう1月のポイント500円分は鼻で笑えるかもしれませんが(僕は笑えませんが)電子マネー利用者よりも時間を3倍損しており、いよいよ現金を使っている人は何が良くて使っているのかわからなくなります。
こう書くと、
という人もいますが、コンビニで列を作るのは他人にも迷惑ですし、そもそも
とは思いませんか?
電子マネーとして使うことができると、通勤前に立ち寄ったコンビニでそそくさと会計を済ませられれば、出勤時のちょっとした時間を長く使えますし、昼休みの時間を長くとることができます。
クレジットカードを使うとお金と時間を節約できる
お金を失うリスクをクレジットカード会社が請け負ってくれる
よく、「日本は治安がいいから落とした財布が返ってくる」という話を目にしますが、普通にお金抜き取られる案件の方が多いです。現実を見てほしい。
平成29年の遺失物取扱状況(警視庁のデータ) | |
拾得件数 | 3,958,366件 |
現金 | 3,748,892,862円 |
物品点数 | 4,231,855点 |
警視庁のデータによると、1年間に落とし物として届けられた”現金”は37億4889万円であり、日本人が1年間で一人当たり30円はかならず落としている計算になる。
現金を使っていると盗まれるリスクや落としものとしてなくすリスクが必ずある。
クレジットカードを利用するとこの2つのリスクをクレジットカード会社が請け負ってくれる。
クレジットカード会社によるとクレジットカードが国内および海外で不正利用された金額は年間236億4000万円(参考-一般社団法人日本クレジット協会)
としています。主にカードが偽造された際に不正利用されるのが原因で、そのほか番号の盗用とのことです。
クレジットカードは発行された時点で紛失保険・盗難保険に加入で安心
- 紛失保険:カードを無くした時に不正利用された被害を補償
- 盗難保険:カードが盗まれて不正利用された被害を補償
に加入しており、不正に利用された金額分をクレジットカード会社が補償してくれるため僕たち利用者は手間はかかりますがノーダメージ。
現金を落とした場合、現金は経路が不明なので追いにくいですが、電子データであるクレジットカードは利用場所や金額を追うことができるため補償が可能。
つまりクレジットカードを利用するメリットは、自分の不注意(財布を落とす)や他人からの悪意(盗まれる)から守ってくれるツールというわけです。
クレジットカード会社の特典を受けることができる
例えば、この記事で紹介する楽天カードであれば
- 1%の高還元ポイント
- 楽天スーパーポイントアップの対象になって楽天市場の買い物でポイントがガンガン貯まる
- 楽天トラベルの国内宿泊が毎月1,000円OFF!
- ハワイラウンジが使える!
楽天カードは年会費無料のクレジットカードの特典として太っ腹な特典を用意しています。
クレジットカードをもつデメリット
- 審査に通らないとクレジットカードをもつことができない
- リボルビング払いは危険
- 年会費分損する可能性がある
お金を使いすぎてしまうというデメリットを上げる人がいますが、給与を銀行口座にいれっぱなしにしてあるだけ現金を使ってしまう人は使ってしまいますし、客観的な明細データをみることができるクレジットカードの方がかえって節約できると僕は考えています。
無駄遣いする人はするししないひとはしない。
審査に通らないとクレジットカードをもつことができない
過去に信用会社に自己破産や延滞などをしてクレジットカードの審査に通らない方がいます。
楽天カードでは無職でもパートでも発行審査で承認が下り使える人はいますが、こればかりは申し込んでみないと審査に通るかはわかりません。
クレジットカードはメリットに記載した通り、リスクを請け負ってくれたり特典を用意してくれています。一般的に、収入のない人にクレジット機能を付与して貸倒(支払いができない人)する人にカードを発行してしまうリスクを軽減するのは当たり前のこと。
もし、クレジットカード会社の審査に通らなければ、ネット銀行のデビットカードにも還元率0.6%のものがありますのでそちらを利用することをお勧めします。
リボルビング払いは危険
クレジットカード会社の特典やリスクを請け負うための原資はリボルビング払いを利用する人がいるおかげで成り立ちます。
リボルビング払いは年率15%以上の利息を毎月一定金額で支払いを行うことができ少額資金で買い物をすることができるサービスですが。大変危険です。
例えば年率15%のライフカードで10万円をリボ払いにして月々1万円ずつ返済していくと、利用した金額は10万円なのに、最終支払金額は10万7,497円と7497円も多く返済しなければなりません。
リボルビング払いの怖いところは、返済資金が元金よりも優先的に利息に充当されることです。
同じ返済金額1万円でも、1回目と10回目では返済で来てる金額が違うため高額になればなるほど、返済しているはずなのに元金が減らない。
悪夢なのでリボルビング払いを利用した際はお金に余裕ができた時点で支払ってしまいましょう。
特典を利用しないと年会費分損する可能性がある
クレジットカード会社は特典を充実させるために年会費を多くとる会社があります。
クレジットカードを作ったはいいけど、ほとんど使わなくなってしまった。サービスを利用しなくなってしまった。
こうした場合、年会費分損する可能性があります。
例えば、ANAマイルがたくさんたまってステータスカードとしても認知度の高いANAアメックスカードを発行したけれど、節約したいからLCCにしか乗らずまったくANAを利用しない。
など、サービスを使わないのにお金を払っているのはとても面倒です。
年会費無料の楽天カードやそのほかのカードは所持しているだけで発生する特典が多く『たまに利用するだけ』でも損することがありません。
楽天カードに限らず、年会費無料で還元率の高いクレジットカードを利用すると
- ポイントがもらえてお得。
- 電子マネーが使えて時間を節約
- リスクをカード会社に請け負ってもらえる
と紹介してきましたが、さらにここからは楽天カード独自の特典を大きく紹介していこうと思います。
楽天カードの特徴
楽天カードの特徴は高還元率1%を誇り、対象のサービスを絞らない汎用性の高さが人気の理由です。VISA,MasterCard,JCBの3つのブランドから選択できる点も高評価
楽天カードのメリットは楽天グループのサービスに対しポイントを現金で使えるという仕組みを最大限享受できる楽天ポイントの貯まりやすさです。
また、カード発行時に7000ポイント以上のポイントを還元してくれますし、主婦や無職の方でも簡単に申し込むことができ、発行者を年々増加させています。
楽天カードの特徴を紹介 | |
クレジットカードの還元率 | 最低1% |
人気度 | ★★★★★ |
ポイントの自由度 | ★★★★★ |
年会費 | 無料 |
楽天カードを持つメリット
- 楽天スーパーポイントアッププログラムで楽天ポイントポイントが超貯まる
- ついた楽天ポイントでクレジットカード代金の支払いができる。
- 楽天クレジットカードで資産運用ができる
楽天スーパーポイントアッププログラムでポイントが超貯まる
楽天スーパーポイントは下記表のサービスに応じてポイントの倍率アップするプログラムです。
サービス | 倍率 | 達成条件 | 月間獲得上限 |
楽天カード | +2 | 楽天カードで楽天市場の買い物 | 5000ポイント |
楽天ゴールド・プレミアムカード | +2 | 楽天カードプレミアムorゴールドで楽天市場で買い物 | ゴールドカード:5,000ポイント/プレミアムカード:15,000ポイント |
楽天銀行・楽天カード | +1 | 楽天銀行の口座から楽天カードを引き落とす | ダイヤモンド会員:15,000ポイント/プラチナ会員:12,000ポイント/ゴールド会員:9,000ポイント/シルバー会員:7,000ポイント/その他会員:5,000ポイント |
楽天市場アプリ | +1 | 楽天市場アプリから買い物 | |
楽天証券 | +1 | 楽天スーパーポイントで投資信託を月1度500円以上買う | 5,000ポイント |
楽天モバイル | +2 | 通話SIM契約 | |
楽天TV | +1 | 楽天TV・NBAまたはパリーグspecialに加入・更新 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント/プラチナ会員:12,000ポイント/ゴールド会員:9,000ポイント/シルバー会員:7,000ポイント/その他会員:5,000ポイント |
楽天ブランドアベニュー | +1 | 月1回以上の買い物 | |
楽天ブックス楽天kobo | +1 | 月合計2000円以上の買い物 | |
楽天トラベル | +1 | 対象サービス対象機関のご利用 | |
楽天ビューティ | +1 | 月1回1,500円以上の利用 |
SPUは楽天市場で購入するさいの内訳で確認することができます。今回は10万円以上するノートパソコンを例に紹介していますが、通常購入するポイントとは別で、13,716ポイントついてくるということ。
たしかにパソコンは高額かもしれませんが、1年間で楽天市場でこれくらい買い物をする人はいると思います。
楽天の方が安いAmazonよりも安い商品もある
ネット通販では、Amazonが驚異ですが、楽天はポイントや価格で巻き返しを図っているため、楽天の方が価格も安くポイントもついてお得といった状況が発生します。
ですから、ひと手間加えるだけで年間の支出を削減できるとともに、楽天カードをもつことでもらえるポイント数を増やすことができるのです。
楽天カードポイントで支払いサービスを利用できる
『楽天カード ポイントで支払いサービス』は、楽天クレジットカードに請求される金額に対し、楽天ポイントが充当できるサービスです。
1枚の楽天カードの請求に対して、50ポイント以上、最大50万ポイント※までを合計で5回まで利用できます。
※楽天会員のランクにより1度に利用できるポイント数は異なります。
- ダイヤモンド会員=50~500,000ポイント
- レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ=50~30,000ポイント
詳細は下記記事に記載しました。
楽天カードで積立投信の購入が可能になり、クレジットカードで資産運用ができる
実は、『楽天カードから積立』は2014年からサービスとして利用することができましたが、これは『楽天カード(クレジット)を通じて、銀⾏⼝座から積⽴代⾦を引落として買付代⾦に充てるサービスです。ということで通常のカー ド利⽤とは異なりポイントの付与はありませんでした。
楽天カードの強みは、クレジットカードを利用すると1%が楽天ポイントとして還元され、楽天で展開されるサービスに利用できることでした。
ところが、以前までの『楽天カードから積立』ではポイントが付かず全く旨味がない状態。
新しいサービスは『積立投信を楽天カード決済すると楽天スーパーポイントが付与される』
まさに、そのままなのですが、2018年の10月27日設定分よりお持ちの楽天証券口座で楽天カードによる積立投信の購入を行うことで、投資信託の購入に支払った金額分の1%が楽天スーパーポイントに還元されるということ。
楽天ポイントで投資信託が購入できるサービスは以前からあったため大幅に強化されましたが、これによりクレジットカードで投資信託を買う、付いたポイントでさらに投資信託を買うというコンボが決められるようになり、資産運用において1%利回りを上乗せできるという投資用クレジットカードとしてのポジションを確立しました。
しかも積立NISAも対応しています。
こうした楽天ポイントで資産を買う=投資ですが、一度ポイントで資産を買った後現金に換えることができますから。ここまで紹介してきたように、ポイントを捨てる=お金を捨てると同じ意味です。
楽天カードをメインカードに利用するならVISAがオススメ
クレジットカードの最大の弱点でもある、”クレジットカード決済に対応していないお店じゃないと使えない”を回避するためには、加盟店数が最も多いVISAブランドをチョイスするのが堅実です。
VISA対応店舗は世界中で20億を超え日本の人口の15倍程度です。ふいに海外旅行に行く際も安全に使えますし、なにしろクレジットカードが利用できずにポイントが損するというったことがありません。
もちろん、楽天カードはJCBにしておいて、そのほかのプリペイド式電子マネーにチャージしてポイントを二重取りするといった方法は現在ありますが、Suicaにしろnanacoにしろ改悪されて、ポイント反映されなくなってしまっています。
クレジットカード会社の抜け道的な裏技はある日突然ふさがれてしまうため、クリティカルすぎるとかえって面倒になるでしょうね。
例えば”nanacoのチャージ用でJCBにしたが、ポイント還元されなくなってしまい、残ったのは加盟店数が少ないJCBブランドのカードのみになってしまった”
この場合楽天カードは一度退会してから再度申し込む必要があります。
だから僕のオススメは1%のポイント還元を担保してくれて加盟店数の最も多いVISAブランドがおすすめです。
あとは下記に記載した電子マネーを多用するなどは非常にお勧めです。
楽天カードの種類はたくさんあるけど基本スペックは一緒
- ノーマル
- お買い物パンダデザイン
- 楽天イーグルスデザイン
- 楽天バルセロナデザイン
- ミッキーミニ―デザイン
などが選べるようになっていますが、VISA,JCB,Masterブランドによる差はありますが還元率などの基本スペックは一緒です。
まとめ楽天カードは包括的なサービスが仕組まれているので是非りようしたい
クレジットカードはテクニックや裏技を使えるとさらに還元率を0.3-0.5パーセント増やすことができるのですが、僕はそれよりも頭をカラッポにして使えた上でポイント還元を受け取れたほうが嬉しいし、実際に将来への保険として少額からの資産運用をしています。
投資信託など別口でやりながら楽天ポイントで分散投資するのが最強です。
特に、年収300-500万円の人は楽天サービスを楽天カードの支払いで使うことでクレジットカードのパフォーマンスを100%使いきることができるでしょうからね。