という方、実は結構いらっしゃいます。
仕事に対する考え方は会社の就業規則にのっとるため、本来営利目的で会社以外のところで作業を行うことを”副業”とみなす会社は多いです。
例えば、会社を辞めて無職になった際、失業給付として一定の基準額がもらえる制度あります。雇用保険に加入していたサラリーマンやパートアルバイトの方が対象の保険です。
国が行っている失業給付がもらえない条件の1つに失業給付の受給中に、「内職または手伝い」に該当する1日4時間未満のアルバイトをすると、その収入金額によっては、失業給付が減額あるいは支給されなくなる場合があります。
つまり、国がいう働く=内職または手伝いに該当する1日4時間未満の就労をすると”仕事をしていた”とみなされるわけですね。
FXにおける値幅の予測が就労に当たるという法律はありませんが、実際専業FXトレーダーがいるということは労働とみなされてもしようがないということ。
ただ、これがバレるかバレないかというのは全く別の話です。
本来、FX以外のアフィリエイトや転売などの収益は個人で税務処理(確定申告で翌年の住民税を自分で払うに〇をする)をすればバレようがありません。
目次
FXで副業しているとなぜバレる?
- FXで勝っているのに確定申告をしなかった、確定申告の際住民税を給与と合算引き落としにしてしまった。
- 自分でバラした(チャートを見ているのがばれた)
上記3つの理由もおおむね失業保険給付中にアルバイトがばれて失業保険を停止されてしまった理由に似ています。ひとつずつ紹介してきましょう。
①確定申告の際住民税を給与と合算引き落としにしてしまった。
※給与所得者は、給与以外の所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。
FXに限らず、事業でお金を稼いだ場合。「私はこの金額を稼ぎました」と税務署に申告をして税金を納めなければなりません。
その際、翌年の住民税を
- サラリーマンの給与から天引きする
- 自分で納付する
が選べるのですが、住民税は前年度の年収から算出されるため、あなたの給与金額をすべて知っている会社は住民税の金額があがったことにより”副業している”と判断することができるのです。(とはいえどういう内容かまではわかりませんが。)
自分で納付する場合、納付書が送られてきて既定の日付と金額を支払うだけですからバレようがありません。
慣れない確定申告で給与から天引きを選ぶとバレます。
なお、サラリーマンでもエリートで年収2000万円を超えていると自分で確定申告しなければなりませんから、手慣れたものでしょう。
②自分で稼いだ金額を社内の人にばらした
といった具合で、同僚や取引先に自らばらして会社に報告されれば当然バレます。
あるいは、手に汗握る金額でポジションを持ったまま出社してその日に日本の重要指標がありポジションの行く末が気になるあなたがチャートを見続けるためにトイレにこもったり、業務用のパソコンでチャートを表示していればバレますね。
FXの副業でばれないようにするための3つの対処法
- 確定申告についての理解を深める
- 最新のガジェットを身に着ける
- チャートを観ずに勝てる仕組みを構築する
確定申告についての理解を深める
確定申告は今まで会社が行っていてくれた源泉徴収票を基に”副業で稼いだ金額”を例年2月に行われる確定申告書シーズンに行います。
その際に住民税を自分で払うということを忘れなければバレずに過ごせます。
とはいえ、FXで勝てていなければ元も子もないですが…
最新のガジェットを身に着ける
上記画像は、Appleが発売するApple Watchの待ち受け画面です。
Apple Watchはとても優れたデバイスでとても小さな画面ではあるものの、株やFX取引に使える優秀なガジェットです。
指数やFXの通貨ペアの表示を行うことができるため、”パソコンやスマートフォンを見すぎてバレた”ということはなくなります。
実際僕もサラリーマン時代、Applewatchを使ってトレードしていましたがバレませんでした。
なお、詳細は下記記事に記載しましたので是非参考にしてみてください。
チャートを観ずに勝てる仕組みを構築する
自分の判断でトレードを行う裁量トレード+勝てるロジックが仕込まれたシステムを複合的に利用して、チャートを見る時間をなくすことができれば、寝ている間もコツコツ利益を積みあげる『自動売買』をトレードに取り入れれば会社にバレる心配はありません。
なお、実際に兼業サラリーマンで資産6億円を持つ方に取材させていただいたところ、「自動売買は自分の分身を作ってくれる」とのことで、FXが得意なサラリーマンの方は検討の余地があると思われます。
まとめ
サラリーマンの方の副業は今後明るい方向に進んでいくと思われますが、いずれにしてもチャートを予測して売買差益を得るFXを周りに吹聴できるかというと難しいと思います。
最新のガジェットやチャートを見ないでも勝てる仕組みを構築することで、精神的に楽な状況を作り出せば本業に支障もでず目の前の仕事に打ち込めますから合理的です。