FX自動売買のメリットといえば、自分の意志でトレードを行わず、決められた計画に基づいたトレードを機械的に行うことで、人的ミスをなくし、確実な勝ち(負け)を積み重ねられること。
これにより、FXトレードの熟練者と初心者の実力差をカバーし大負けを防ぐことができます。
つまり、FX自動売買で自分が決めるのは優秀なトレードプランであり、優秀なプレイヤーである必要はありません。
メジャーリーグを舞台にしたノンフィクション映画、『マネーボール(原題「マネーボール:不公平なゲームに勝利する技術」))』ではブラッドピット演じるビリー・ビーンゼネラルマネージャーが打率による分析を行い、その出塁率をあげることでゲームメイクをしチームを勝利へと導きました。
「なぜメジャーリーグの映画?」と思った方はマネーボールを観てみるといいかもしれません。ビリー・ビーンは自分のチームのプレイは一切見ないからです。
FX自動売買は魔法のようなものではなく、統計的に勝てる確率の高いシステムトレードを取り入れさえすれば、人間が複雑なこと(複雑な知識を有さない)をしなくても勝負=トレードに勝てるということです。
また、マネーボールに置き換えてみれば、チャートなんか見なくても勝てる=ほったらかしで資産が増加するともいえ、資産運用として利用している方が増えています。
目次
FXの初心者に自動売買のシストレがオススメな理由。
FX(外国為替証拠金取引)の仕組みはキャピタルゲインによる為替差益を手に入れることのほか、スワップ運用(金利収入)。
少し小難しい話を書きますがわからなくても大丈夫!
飛ばしたい方は下記リンクからショートカットできます。
プロのトレーダーと初心者の違いはお金が減る恐怖を訓練して克服しているか否かです。
FX自動売買を利用する最大のメリットはあらかじめ決められた条件でのトレード執行と人間の心理的不安によるたらればトレードをなくすことにつきます。
なぜFXで破滅してしまうのか。
ちょっと怖いことを書いておきますが、FXで破産する人が多いのは、いきなり有り金全部でレバレッジをかけたトレードをしたり、無理なナンピン買いによって徐々にレバレッジが高くなってしまったりするからです。
もちろん負けている時でも適切な判断が下せれば、破滅してしまうようなことはないのですが、行動経済学で提唱されるプロスペクト理論によって、人間は直近の苦痛(含み損)を回避するよう防衛本能でナンピンします。
プロスペクト理論は超簡単にいうと、数字で測る「得」よりも自分の感情を優先してしまうこと。自分で稼いだお金を投入すると、自分の考えよりも値動きによるお金の増減で判断を歪めてしまうということです。
これは本能によって定まっているもので、訓練しないと抗えません。
詳しくないのにスワップ収入を得ようとトルコリラ円などの高金利通貨に手を出す
例えば、「スワップを手にいれて毎月金利収入を得よう」と謳っているサイトやブロガーを見かけますが、スワップトレードは世界情勢や先ほどから上げている世界の8通貨の状況などを鑑みて、資金に余裕がある熟練のトレーダーが気まぐれ(あるいはそこに勝てる算段がある)で仕掛けるものであり、素人が手を出すものでないと僕は思います。
上記画像はトルコリラ円のチャートですが、情勢が不安定なトルコの通貨であるリラは、リラを買いたい人がいない=金利が高い。
つまり、スワップ(金利収入)を多くつけないと誰も買わないほど信用のない通貨という新興国通貨の教科書のようなチャートを描いています。
おそらく、「スワップを手に入れるためにトルコリラを買おう」と書いているブロガーの口座は壊滅していると思われます。
超上級トレーダーはすでにスワップ(金利収入)利益とトレードの売買差益がプラスの時点で決済していると思いますし、そもそも手を出していないでしょうね。
スワップ収入による悲劇は金利収入だけに目を向けて放置して儲けようというスケベ心をもっている人が多く、それを紹介するブロガーやアフィリエイターが多いので悲劇を生んでしまうのです。
リラ(トルコ)、ペソ(メキシコ)、ランド(南アフリカ)だけ買って放置しておけば不労所得というのは幻想です。金利収入よりも売買差益がマイナスになれば口座に入れているお金はなくなりひいては時間も無駄になります。
初心者が失敗するのは裁量トレードプラス資金管理ができていないからと言い換えることもできます。知識がなく高金利通貨にトライしたい人はインヴァスト証券のトライオートFXを利用しましょう。
システムトレードは初心者にありがちなミスをしなくなる
初心者にありがちな下手くそな裁量とは、
といったたらればを考えてしまうことです。
プロトレーダーは自分のルールに従ってトレードができるので一切そういうことを考えず淡々と繰り返します。(手法を考えるよりも心理的ダメージを機械的に処理するのが至難の技、みんな習得する前に辞めちゃいます。)
機械的に処理するのが大変なら機械にやってもらおうぜ!!というのがFX自動売買です
あらかじめ決められた条件でトレードをくり返すことができるため、そうした心理的に下手くそなトレードを防いでくれるのがFX自動売買のシストレというわけですね。
FX自動売買は統計を利用するからシステムを動かし続ける限り自動で稼ぎ続ける仕組み
FXは将来の為替の交換レートを予測するマネーゲーム。
為替レートはドル、ユーロ、円、ポンド、ニュージランドドル、オーストラリアドル、カナダドル、スイスフランが主要8通貨として存在します。
国のGDPや諸外国への影響力も勘案してプロのトレーダーの中ではトレードを仕掛ける判断材料として8通貨の動きに注目しています。
よくあるのはアメリカが金利を上げるからドル円は上がる➡︎ドル円の買いポジションをとろう
ということなんですけど、実際のところアメリカが利上げするからドルを買う=アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、トルコ、南アフリカなど新興国の通貨は売られて安全資産の円も買われる。
円とドルが同じくらい買われてしかも円の方が強いとドル円レートは下落します。
これはFXがそもそもの『綱引き』であるから起こりうること
FXにおける法則を利用するFX自動売買
実際、ドル円はここ数年、1ドル=110円を起点に10円程度の価格で上下しているという軌跡があります。
改めて先ほどの写真を掲載しますが、為替相場はトルコリラなどの高金利通貨を除いて必ずレンジ相場になります。※レンジ相場とは一定の値幅間で上下すること。
つまり、レンジ内で売りと買いを”仕掛け”続けるシステム(ストラテジー)を使えば統計的に勝てる確率が高いということです。
統計的に勝てる確率が高ければ、長く運用すればするほど自分の手元に残るお金が増えます。
無限の収益チャンスをもたらす
さらに、AIやプログラムを用いた作業が優れているのは稼働させ続けることができる点。
如何に優秀なトレーダーといえど人間であり続ける限り睡眠や食事をとる時間を削るのにも限界がありますがFX自動売買は収益のチャンスを拾いつづけることができます。
冒頭で記載したマネーボールのように寝ていてもほったらかしで勝てる状況を作り出すのがFX自動売買の醍醐味です。
FX自動売買の種類とおすすめ
リピート・トラップ系注文型
トラリピとループイフダンの仕組みをさらっと紹介
マネースクエア社がが提供するトラップリピートイフダン(通称トラリピと言われる)やアイネット証券が提供するループイフダンはリピート・トラップ系注文型のシステムトレードといわれます。
先ほど紹介した”レンジになりやすい“を勝てる根拠にしたFX自動売買です。
ループイフダン(アイネット証券)
アイネット証券のループイフダンは、IFD注文=if doneつまり、この価格になったら買ってこの価格になったら売る、あるいはその逆。をループ=繰り返す仕組み。
FXの裁量トレード(自分でトレードを仕掛けること)ではIFD注文と言われ、誰でもできるものに対してループさせる仕組みを証券会社の発注システムで自動で行えるということです。
ループイフダンは15pips,50pips,100pipsのように利益確定の幅をあらかじめ決めるシンプルな仕組みで最も簡単なFX自動売買です。
実際にループイフダンの勝ってる人の資金管理を参考にしたり、公式サイトに記載されている資金管理表を基にトレードルールを決めます。
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トラリピ=トラップリピートイフダン(マネースクエア )
- トラップ=複数の注文を発注
- リピート=繰り返す
- イフダン=想低価格の売買注文
全てセットで行うのがマネースクエア で行うことができるトレードスタイルのトラップリピートイフダンです。
為替の交換レート=値動きは大なり小なりレンジになるから、そのスキマを縫うように稼ごうといったもの。
延々とトレードを繰り返す=寝ている時でも、仕事をしている時でもコツコツ利益を確定させることができるというのが人気で両者で資産運用をする方が増えています。
ループイフダンとトラリピの違い
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トライオートFX=インヴァスト証券超オススメ
インヴァスト証券が提供するトライオートFXでは先ほど紹介した高金利通貨での失敗を防げる仕組みを採用した『スワッパー』、レンジになりやすい価格を自動的に判別、売買を行う『コアレンジャー』の2種類を用意。
自動売買セレクトが始まり通貨ペア選ぶだけで簡単に自動売買を始められます。初心者に最もお勧めしやすいサービスになりました。(為替相場の勉強時間を減らすことができる。)
例えば、上記の例ではオーストラリアドル/ニュージーランドドルのリターンが大きいですが、ずーーーーっとレンジ相場なので当たり前。初心者はこうした当たり前に気づかないことも多く、回り道をしがちです。
インヴァスト証券のトライオートFXは期待リターンの高いもの選ぶだけで、1年に67%の利回りを手に入れることができます。
また、スプレッド(FXにおける手数料)もトラリピやループイフダンと比較して良心的です。
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ミラートレーダー型
ミラートレードならインヴァスト証券
ミラートレードとは、鏡、つまり勝てている人の仕組みをそっくりそのままシステムに取り入れるということになります。
インヴァスト証券が展開するシストレ24では、世界中の選りすぐりの勝てる仕組みを6000以上集め、それを初心者にも使えるようにしています。
必要な資金から自分に合った勝てる仕組みを選べるため、誰でも簡単にはじめることができます。
最低資金が100万円程度のものが多いため、まとまった資金を入れるのが怖いと思う方は5000円から始められるリピート系の自動売買を選ぶほうがお勧めできます。
こうした仕組みを持つ業者は多数ありますが、ネット証券としては老舗のインヴァスト証券が最もお勧めできます。
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EAエキスパートアドバイザー型
メタトレーダー通称MT4といわれる、ソフトウェアを用いたEA(エキスパートアドバイザー)を利用する方式です。
エキスパートアドバイザーによるトレードは、プログラムに記載された勝てる仕組みを利用し、バックテストの結果から自分自身で必要な資金量を決めなくてはならない。また、パソコンのプログラムを起動し、専用のプログラムを稼働させるため初心者のハードルは高めです。初心者にはハードルが高めです。
一方、メタトレーダーは、デイトレードやスキャルピングなどの様々なトレード手法を行うことができる点においては、レバレッジをかけたトレードに向いてるといえますし、自分でプログラムがかけるのであれば、独自の仕組みを作れますのでFX上級者向きです。
あるいは、勝てているEAを購入しセッティングするところまで行えば、あとは稼働させておくだけという選択もとることはできます。
FX自動売買の種類と初心者におすすめできるシステムトレードを紹介まとめ
FXの自動売買はシンプルなものが一番勝ちやすいといわれ、あとは資金管理とメンタルです。
トラリピや、ループイフダンなどのリピート注文型の自動売買が数億円クラスの資産を持つ人に最近注目を浴びている理由は『寝ている間でもコツコツとお金を増やすことができる』からです。
こうした資産運用としての側面を持つFX自動売買メリットを享受するのは若ければ若いほどトータルリターンが増えます。
ループイフダンは最低資金が5万円からスタートできます。
まずはやってみましょう。