アイネット証券は2003年11月に設立された非上場の新興証券会社です。
その特徴としてデリバティブ取引いわゆるFXを自動売買可能にしたシステムトレードが主軸となる業務体制をとっています。
昨今、話題となるトラップ・リピート系注文型のFX自動売買に特化したアイネット証券の評価や特徴についてまとめる記事です。
「ループイフダンが良いときいたんだけど運営元が気になる…」
という方に読んでいただければと思います。
目次
アイネット証券の評価と評判
アイネット証券は下記協会に加入しています。
- 金融先物取引業協会
- 日本投資顧問業協会
自己資本規制比率は384.9%
顧客として、デリバティブ取引の資金を預けるのに適しているか否かは自己資本規制比率を確認する必要があります。
アイネット証券の自己資本規制比率によると、384.9%を維持しています。リスクに対しての自己資本の割合であり、業務が滞ることなく円滑に進めるための基準値。証券会社によって考え方が異なるため、一律に自己資本規制比率が高いから安全安心というわけでもないのですが。
簡単に言ってしまえば、「経営が火の車の証券会社は金融庁からおしかりがきますよ」ということであり、証券会社が自由に動かせるお金・自己資本の金額/顧客の預かったお金ということです。
アイネット証券の自己資本規制比率は384.9%ですから、問題ありません。
自己資本規制比率とは、FX事業者や証券会社の財務の健全性を測るための指標です。
この数値が高いほど健全性が高く、金融商品取引法では、120%以上の維持が義務付けられています。
アイネット証券、インヴァスト証券の自己資本規制比率の比較
アイネット証券 | インヴァスト証券 | |
固定化されていない自己資本の額 | 18億800万円 | 83億6,100万万円 |
リスク相当額合計 | 4億6900万円 | 12億8,800万円 |
自己資本規制比率 | 384.9% | 649.0% |
同じくFX自動売買などのシステムトレードを手掛ける大手のインヴァスト証券と比較すると上記のような形に。
インヴァスト証券は、国内の中堅証券会社であり、アイネット証券よりも歴史が長いためインヴァスト証券の方が規模が大きいです。
顧客資産は信託保全
アイネット証券は顧客から預かった有価証券証拠金を日商信託銀行に信託保全を行っております。
これにより、アイネット証券が経営破綻した際にも顧客の信託財産は変換される仕組みです。
信託保全は負けてもいないお金が証券会社がつぶれたことで返還されないという悲劇を防ぐためのものであり、元本保証ではありません。
また、信託保全を行う金額の計算に時間差があるため預かり証拠金の全額返還を保証するものでないとされています。
信託保全は為替相場の急変動で破綻する個人・証券会社が多かったことから顧客の資産を守るために生まれたルールです。
アイネット証券も当然のごとくこのルールを順守していますから、安心です。
健全な運営方針
FXは外国為替証拠金取引の通称で知られていますが、為替レートの変動幅は例えばドル/円レートであれば1日40銭~50銭といわれています。
FXで破産する人が行う取引では実行レバレッジ100倍を超えるトレードを行ってしまうため資金管理できずに負けてしまうということです。
国内業者であるアイネット証券はこうした危険なトレードは推奨しておらず。レバレッジ1倍~5倍程度の低いレバレッジを推奨しています。
いたずらに顧客をあおることなくまっとうな経営を行う証券会社であると評価できます。
アイネット証券のシステムトレードの特徴
リピート・トラップ注文型のループイフダン
FX自動売買で注目を浴びるリピート・トラップ注文型のループイフダンの特徴を紹介します。
ループイフダンの仕組み
ループイフダンは、FXや株取引におけるIFD注文を繰り返すことを仕組み化システムトレード。
IFD注文とは、IF=もし、ある基準になったら買う(売る)DONE=目標価格で決済する
ドル円相場では、ここ数年1ドル110円を起点とし、上下しています。
こうした、ある一定の値幅で上下する相場をレンジ相場といい、規則性のある動きにたいし、『長期間にわたってIFD注文を繰り返すことでコツコツ勝ちを積み増せる』としてFX業者が勝てる仕組みとしてシステム化したモノ(トラップ・リピート系注文型のFX自動売買)の中のひとつがループイフダンです。
仕組みに細かい違いはありますが、インヴァスト証券が提供するトライオートFXやマネースクエアが提供するトラリピもトラップ・リピート系注文型のFX自動売買
シンプルがゆえに初心者にも受け入れられています。
ループイフダンを利用する利用者の特徴
貪欲な若年層投資家とリテラシーの高い兼業投資家から人気
長期で運用するのが前提のループイフダンは高い資産運用効果が見込まれているため、アイネット証券の主催するセミナーでは、高収入の医者や弁護士、資産家に人気のあるシステムとなっています。
口座開設者数の伸びを見ると注目をあびているということがよくわかります。
平均預かり額の推移に関しては、勤勉な20代前後の若年層投資家が50万円程度の少額で運用する。あるいは、上記のように高収入の方が300万円から500万円で運用するといったことが多いよう。
おはようございます🙇🏻
色々自動売買システム使って実験中
スタートして3カ月全部増えた🤔1位 ループイフダン
2位 トライオートEFT
3位 ウェルスナビナスダック上げのおかげで
約2割増えたトライオートEFT⬇︎ pic.twitter.com/6v892ARgIo— MRMパパ 😄 (@MRM0023) 2018年7月29日
以前取材させていただいた資産6億円の男性MRMパパさんの資産増加額もループイフダンが1位ということです。
裁量トレードが苦手な人にも評価
FXなどのデリバティブ取引で一番多い失敗は資金管理ができず資金ショートをおこしてしまうことですが、低レバレッジ運用を推奨するアイネット証券のシステムトレードにおいては大損する確率が低くなります。
過去のデータから今後どの程度変動するのか、それに対していくらの利確幅にするのか、その金額で大丈夫なのかこうしたデータを利用できます。
ループイフダンでは、上記のような、レート変動比較表と設定値幅をみることで、初心者でも簡単に設定を行えるような仕組みがあります。
アイネット証券主催のセミナーや書籍について
こうしたシステムトレードは比較的頭を使わず、直感的に試してみたい。と思うものの
『実弾(資金)をいきなり投入するのは抵抗がある』
といった人たちのために無料セミナーや参考書籍の販売を行っております。
月に数回開催されるセミナーはほぼ初心者向けとなっており、参加費、口座未開設の方も気軽に参加できます。
以前取材させていただいた資産6億円の男性MRMパパさんもこのセミナーに参加されたことがあるそうで、参加者は高収入な医者や弁護士、兼業投資家が多いようです。
このほか、アイネット証券ではループイフダンを紹介した『FXで負けないたったひとつの資産運用』はAmazon楽天の書籍ランキングで1位を取ったことがあるなど、精力的にループイフダンを広めようとしています。
アイネット証券のレポートコンテンツ
アイネット証券では、ループイフダン口座開設者のため、金融アナリストや著名投資家のテクニカル分析に基づいたループイフダンを利用した戦略を無料で読むことができます。
口座開設者だけしか見られないコンテンツもあり、他社のFX自動売買を利用する方も口座開設をしておきたいような内容ですので、興味があれば無料口座開設をおすすめします。
まとめ、発展途上ではあるが顧客目線の経営が高評価
資本金での規模感ではインヴァスト証券などにおとるものの、上記のような顧客からの改善要望をすぐにサービスに反映できるのは小回りの利くアイネット証券だからこそ。
こうした顧客の目線に沿った事業の進め方は一(いち)利用者としてとても安心感がありますし、口座開設者数が増えている理由も納得できます。
FX自動売買は多くありますが、最もシンプルなループイフダンはお勧めできるサービスです。
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