たぶんなんだけど、今年から投資信託を始めた人は投資人生がマイナスからのスタートになるだろうからすぐに切りそう。
— usshi@為替と日経と投資 (@20daitoushilife) 2018年11月14日
貧乏人ははめられ続ける、これが現実
未曽有の株高を演出した2008年~2018年の10年間は、資産をすでに持っている人、キャッシュを動かせる人にとってはまさに千載一遇のチャンスでした。
10年間も千載一遇のチャンスってどういうことだよ?とか思いましたが、要するに主要株買って下がったとしても塩漬けにしていれば、日本銀行の日銀が年間3兆円(のちに6兆円)で東証株価指数TOPIX連動のETFを1日に数百億という単位で買ってくれているので投資したことがない人でもあげようが下げようがとりあえず買っておけば勝てる(僕は売っていたからまけています。)
国を挙げて会社の資産を買い上げていたので同時に資産家である投資家の資産も守ってくれていました。これほど安全に資産運用ができる環境は全世界で見ても稀であり、貧乏人ほど不利というのはもちろんこうした恩恵にあずかれないからです。
とはいえ、2018年11月目先の株式市場の現状は芳しくなく、大手投資銀行が無理やり先物で売り仕掛けをすることで株価を下げることに躍起になっています。(株そのものを売っても日銀が吸収してしまうから。)いびつなのは、新興市場マザーズと日経平均の乖離ですが、日経平均は日銀が買っているから高く推移できますが、新興市場はそうはいかないため、個人によるぶん投げが10月より増え、1000ポイントを割れてしまいました。
つまり、なにがいいたいかというと、「株高だから資産運用しろ」、「2008年から投資を行っていれば年間利回り何%になった」という話は今から行ってもあまり意味はないので「僕と一緒に楽天ポイントで投資信託を積み立てよう」という話。
中国の上海総合指数は本格的な下落相場に突入しているって知ってた?
そもそも論でお金を持っていない人はタネ銭を作るのが大変なので、投資に向いていないのです。
ゆえに投資信託やETF(上場投資信託)を購入しようという話になるのですが、先述したように、日銀の買い入れペースが崩れれば株価は急落します。そうでなくても中国経済が大失速しているため、マイナス要因として日本市場にも影響はあります。このあたり、僕が普段チェックしているブログの記事は大いに参考になるので細かい情報を知りたい人はチェックすることをオススメします。→金利とセンチメントから資産価格を考えるブログ
今ある給料や貯蓄から株式にぶっこんでも塩漬けになって投資が嫌いになるだけですので、楽天ポイントで投資信託を購入して痛手を最小限にしつつむしろ、ポイントが換金できてお得くらいの感覚でやっていけばいいのかなと思います。
楽天ポイントで投資信託に回すと投資信託を売却すればすぐにキャッシュになるし、低コストの債券を買っておけばそれは容易に行えるため、ポイントを無駄遣いするのではなくキャッシュとしてため込んでタネ銭ができた時に株式など改めて拾いなおす方が健全な気がする。これは、資産6億円もつ不動産オジサンもいっていましたが、「結局サラリーマンは仕事頑張って労働所得を増やしてから資産を購入するステップを踏まなければならない」
ため、FXで3億円稼いだまんぼうさんのように才能とタイミングがあわさらなければ増やせない。いわば再現性の低い資産増加手法なので凡人は仕事を頑張ってコツコツ増やしていくしかないのです。(まぁ成功すればお金に困らない生活ができるのはデカイがリスクがでかすぎる)