お金の話

【おつり投資のトラノコ】大中小3つのファンドでリスク管理|5円から始められる少額投資をご紹介

日経平均株価が2万4千円を突破しバブル後の最高値を更新した2018年。

投資しておけばよかった

そう思っても時すでに遅し、の現状は僕もそうです。しかしながらだからといって「高値掴みしたくないから買わない」といった選択もどうなのかなと考えてしまう昨今。

面白そうなサービス『トラノコ』を発見したので皆さんにもお伝えしようかと思い立った次第。

株式投資、債券投資、仮想通貨投資、FXなど『投資初心者』ほどリスクをとりにいっていることを自覚していない場合も多く、無理なく始められるサービスについて考えてみたいと思います。

目次

【トラノコ】トラノコアプリを紹介

 

『トラノコ』を利用したおつり投資は無限ナンピン投資法を効果的に行う手法をとることができる

とはいえ、別に『トラノコ』アプリに限らず、おつり投資と謳ったものは数多くあり、どれを選択してもそれなりの手法を取ることができますが( ^ω^)・・・

おつり投資メリット

  • おつり=少額投資で無限買いするので損失を被ったときの精神的なショックが少ない
  • 支払いのあまりを投資資金として利用するため、改めまとまった資金を用意する必要がない
  • ロー、ミドル、ハイの3つのリスクから投資手法を『自分で考えられる』ので他人に騙される心配がない

 

おつり投資デメリット

  • 一攫千金、一撃億トレーダーはありえない
  • 少額の利用手数料が発生する(3ヶ月のお試し無料)
  • 投資商品を細かく選ぶことができない

今回僕が紹介するトラノコアプリに関してはこんな感じでしょうか。ここからは『トラノコアプリ』の概要などを詳しく紹介していきます。

トラノコアプリの使い方の概要

  1. 『投資資金を決めるおつり』の計算方法
  2. 自分の持っているクレジットカード、電子マネーの利用明細で家計簿管理
  3. 自分の銀行口座からトラノコアプリへ資金振替

【少額のおつりから】トラノコアプリでおつりの少額投資を始められる仕組み。

トラノコアプリは『おつり投資』として、自分であらかじめ指定したおつり金額を設定できます。

100円、500円、1000円』と指定した金額の端数がおつり投資として毎月決められた金額が自分の銀行口座からトラノコ口座に入金されます。

といってもこれだとわかりにくいと思いますのでもう少しかみ砕いて記載したいと思います。

アプリケーションに登録されたクレジットカードの利用明細から指定した金額(100円、500円、1000円の端数をおつりとして計上)

吉野家の牛丼並盛りで考えたいと思います

お釣り設定額を100円と設定していた場合

100円単位の端数なので、吉野家の牛丼並盛は380円→100円単位の端数は20円となります。

お釣り設定額を500円としていた場合

500円単位の端数なので、吉野家の牛丼並盛380円→500円単位の端数は120円となります。

お釣り設定額を1000円としていた場合

1000円単位の端数なので、吉野家の牛丼並盛380円→1000円の端数は620円となります。

これらは例ですが、こんな感じでトラノコアプリ上では『おつり相当額』として計算されます。

【簡単】おつりの計算は登録しているクレジットカードや電子マネーを利用した分を自動でお釣りとして計算

おつり相当額として記載しましたが、いったいどこからその計算をしているのかというと、トラノコアプリに登録した、クレジットカードや電子マネーの利用明細データから先述した方法で計算します。

家計簿アプリとの連携もできますが、トラノコアプリ単独でも『トラノコおつり捕捉サービス』を利用することでこのアプリ単体だけで利用することができます。

連携できる家計簿アプリは以下3つ

  • マネーフォワード
  • マネーツリー
  • Zaim

普段から家計簿アプリを使っている方はアプリ連携機能を利用することで、トラノコ運用が可能です。

また、家計簿アプリを使っていなくても、先ほど記載した通り、『トラノコおつり補足サービス』を利用するだけでも大丈夫です。

【明解】毎月1日に資金振替、貯まったお釣りは27日に決定トラノコに資金を振り返る口座は今持っている銀行口座で登録可能

  • 設定されたおつりが貯まり実際に投資される金額の決定は毎月27日(締め日)
  • 実際にトラノコ口座に資金振替されるのは毎月6日
  • 振り返られた資金が実際に運用されるのは毎月14日前後

ほぼすべての金融機関に対応しているトラノコサービス。

おつりを実際にトラノコに資産運用してもらうための資金は、現在自分が登録している銀行口座からの入金が必要になります。改めて銀行口座を開設する必要はありません。

安全】おつりの投資判断は自己判断可能で、自己資金に余裕をもって投資ができる

コンビニなどをよく利用する人にとって、自動でおつり計算されるのはありがたいのと同時に恐怖でもあります。

頻繁にコンビニに買い物でクレジットカードなどを利用していたら、計算されていた『おつり』が高額になったなんてことも考えられるかもしれません。

  • トラノコは毎月の投資上限額の設定が可能。
  • 自分で明細の削除が可能

以上2つの理由により、『おつり計算が多すぎる』といった問題も防ぐことができます。

さて、仕組みに関してはこんなところでしょうか。実際にトラノコファンドの運用について触れていきたいと思います。

【選べるリスク】トラノコファンドは大中小、3つのリスクを選択可能な投資ファンド|組み入れ比率も紹介

【安心】トラノコファンドを運用する会社|楽天証券で投資信託販売中のTORANOTEC投信投資顧問株式会社が運営

投資ファンドでありながら、『おつり投資』サービスを運営するのは『TORANOTEC投信投資顧問株式会社』

もちろん金融商品取引資格業者としての認可も受けています。

楽天証券にTORANOTECアクティブジャパン(中小型株ファンド)として販売されている投資信託も有ります。

構成銘柄は中小型株としていますが、内容を見る限り、中堅有力銘柄が組み入れられているのため、アクティブ(パッシブ)としながらも硬いですね。

トラノコファンドの特徴|大中小3つのファンドを選択可能

  1. 安全重視の『小トラ』
  2. バランス重視の『中トラ』
  3. リターン重視の『大トラ』

上記3つから選択することが可能です。

投資ファンドなのでどれか一つでも、複数でも可能なところがありがたいですね。

後から別のファンドに変更することも可能となっているので、個人の財布事情に合わせて、ローリスクからハイリスク、あるいはミドルリスクへの変更も簡単に可能です。

  • ETF(上場投資信託)のみに投資する
  • 3つすべてに為替ヘッジあり
  • 米国、欧州、日本の株式債券に分散投資されるようなポートフォリオ
  • 運用報酬は年率0.3%超お得

ここからは各ファンドの組み入れ比率も少し紹介していきます。

【小トラファンド】|不況に強い米国債券比重高めの堅実型運用

ファンドが公開している目論見書に目を通したところ

  • 米国金融商品への投資率90%
  • 日本はTOPIX連動上場投資信託のみ(運用比率8%)
  • 債券ETF比率71%、株式比率22%

となっていました。米国の金融商品を多く組み入れることによって堅実型になっているということ。

なるほど。

現状の流れを加味すると米国は債券安が止まらないですが、米国株式S&P500もポートフォリオに組み込まれていいます。

小トラを選ぶと、

  • 不景気時→債券値上がり益、好景時時→債券利息+株式値が利益
  • 債券比率が高いため、大きな利益はないものの不況時にも強い

どちらに転んでもいいように構成されていました。

【中トラファンド】|債券比率は50%付近、小トラよりも株式ETFが多めのバランス型運用

  • 米国金融商品投資比率86%
  • 日本TOPIX連動上場投資信託運用比率10.7%
  • 債券ETF比率55%、株式ETF比率34%

リスクを取り始めると株式保有率が高まりますが、前述している通りこちらも米国金融商品を主軸としたポートフォリオ。

中トラを選ぶと

  • 米国、日本株式の大きな下落で運用パフォーマンスが悪くなる(債券比率が下がっているから)
  • それでも50%以上の債権比率なので堅実の範囲内だと思います。

【大トラファンド】|不動産、株式比率を高めで積極的なリターン重視型運用

  • 米国金融商品投資率80%
  • TOPIX連動上場投資信託運用比率15%
  • 債券ETF比率32.%株式運用比率55%,REIT運用比率6%

株式、不動産の運用比率が高まった『大トラ』株や不動産上昇しているときは高いパフォーマンスを発揮しそうですが、一転不景気になった際には心配です。

また、小トラ、中トラで言及しませんでした、コモディティETFも組み込まれているため、さすがリターン重視といったところでしょうか。

  • インフレ継続ならパフォーマンスが一番高い
  • なんとかショックが来た場合は小トラにすぐに変更する必要があります(簡単にスイッチング可能)
  • 大不況までは大トラ、株価下落とアメリカの10年債券利回りが低下し始めたら小トラにスイッチするのが良い。

【おすすめポイント】トラノコの手数料はいくら?|1%未満の照す量は普通の投資信託よりも安い

先ほどちらっと紹介しましたが、楽天証券などで紹介されている、通常のファンドよりも信託手数料が安いこともトラノコがお勧めできる理由です。

  • 運用手数料→年間で0.3%
  • 月額利用料→毎月300円(開設3カ月目までは無料)
  • 出金手数料→300円
  • その他手数料→年間で監査手数料0.1%、ETF売買手数料0.06~0.1%程度=0.16%

トラノコ以外の投資信託でも、運用額が小さいと運用費用が気になるかもしれません。

とはいえ、運用手数料が0.3%なので、大人気のひふみ投信(1%越え)やウェルズナビを利用したマメタスの運用手数料より良心的です。

【おすすめポイント】いつでも解約可能|かんたんにはじめられてかんたんにやめられるところも魅力

口座開設は無料でいつでも始められるのが魅力のサービスですが、辞めるときも簡単。

トラノコ口座から全額出金を行うor退会手続きを行えば解約が可能です。

解約後1年以内の再登録で口座情報を利用してた時と同様に使えるため、手軽に投資を再開できるようになっています。

まとめ【おつりで投資】トラノコの評価や評判はわかれる

さて、ここまで僕の偏見で紹介してきましたが、最低投資金額が毎月5円から可能なので、お金に余裕のない人でも手軽に始められるのはオススメポイントです。

また、冒頭から紹介しているように、少額でひたすら無限買いをすることによって勝ちやすくなるため、まさにお金に余裕がない世帯向け投資信託サービスといえると思います。

おつり投資には、ウェルズナビを利用したマメタスがありますが、投資信託手数料からみても『トラノコ』は良心的ですよね。小額の場合は手数料が気になりますが( ^ω^)・・・

また、ファンドの運用状況を鑑みても、「硬い投資をしている」といった印象なのでとても安心できると思います。

ファンドの組み入れをみてもかなり安定したパフォーマンスを挙げると思われるので初心者にオススメです※投資は自己責任で行いましょう。

個人的には先ほども記載しましたが『大トラ→小トラ』好景気から不景気の切り替えもスムーズすればいけるんちゃう?といった感じです。

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