株価指数CFD取引の仕組みを取るトライオートETFは資金効率が高く、国内中堅ネット証券のインヴァスト証券が提供するシステムトレードということもあり、投資初心者から投資オタクにオススメできる、システムトレードです。
インヴァスト証券は東京証券取引所JASDAQ(証券コード『8709』)に上場しており、国内証券会社としては有数企業です。
資本金は59億6508万円、資本金規模は国内の大手ネット証券にひけをとりません。
今回はそんな初心者にもオススメできるトライオートETFの特徴や使い方をご紹介します。
目次
トライオートETFの特徴と評価
マネーハッチによる少額からの資産運用を可能にしたトライオートETFが投資家から人気の理由は、選定銘柄が日本国内だけでなく成長率の高い海外のファンドが運用するETF(上場投資信託)に投資を行うからです。
- ETF=投資信託が誰でも買えるように株式市場に上場したもの
- 投資信託=株式や債券などの金融商品を小口にパッケージ化し運用会社によって運用されるもの
日本の玄人投資家から好まれる銘柄
投資家から評価の高い海外ETF
- バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF【バンガード新興国株】
- プロシェアーズ ウルトラプロQQQ【ナスダック100トリプル】
- iシェアーズ ラッセル1000バリューETF【大型バリュー株】
世界最大規模の資産運用会社、バンガード・ブラックロック、あるいは米系の中堅運用会社のプロファンズを主としたETFを購入することができます。
日本株に投資するよりも米国株に投資をする方が成長率が高いことを勤勉な日本の投資家は理解しており、それを採用したトライオートETFに人気が高まっています。
このほか、東証株価指数=TOPIX連動型上場投資信託【TOPIX連動ETF】や日経225連動型上場投資信託【日経225ETF】など、日本国内のインデックス投資の王道銘柄も選択することができます。
資金効率のよいCFD
トライオートETFはCFD=差金決済取引であるため、現物のETFを保有しません。為替市場における差金決済取引=FXのようなものだととらえていただくとわかりやすいかもしれません。
そのためレバレッジをかけることができ資金効率を高めることができます。一見するとかなり危険のように感じますが、上記のように、成長率の高い米国が組み入れられたETFに対して行われるため、FXよりはるかに戦略がとりやすいです。
さらに、通常のETF購入においてかかる売買手数料が無料であることも大きなメリット
CFDは現物を所持しないため米国、中国、ヨーロッパのETFを”円”のままで取引を行うことができ、為替相場の急激な変動が起きた際にも為替差損が発生しません。
レバレッジをかけることよりも為替差損が発生しないことや売買手数料がかからないことによるメリットが大きいです。
ETFを購入する際、一度円をドルに換えてETFを購入し売却したらドルで受け取ります、その際に円の価値があがり、ドルの価値が下がっていた場合損をします。これを為替差損といい。トライオートETFを利用する場合為替差損が発生しません。
自動売買セレクトで投資初心者も簡単に自動売買可能に
自動売買を得意とするインヴァスト証券が用意する『自動売買セレクト』は、米国株を主体とした右型上がりの成長を続けるCFDに対し、買いポジションを積極的に取り入れることで年間利回り77.23%を誇ります。
自動売買セレクトのメリットは、既に決められたロジックにもとづいて勝手に売買されるため、誰でも無料で簡単にエッジの効いたトレードをすることができます。
詳細はトライオートETFの自動売買セレクトにて後述します。
マネーハッチを利用した積み立て投資
元手ゼロから資産運用を行うことができる仕組みをインヴァスト証券は用意しました。それが『マネーハッチ』です。
インヴァスト証券が発行するクレジットカード・『インヴァストカード』は還元率1%の高い還元率。還元されたポイントは毎月自動的に現金化されマネーハッチの口座に振り込まれます。
マネーハッチ口座では、『リスク重視』『バランス重視』『リターン重視』の3つのなかから銘柄を決めレバレッジをかけない積み立て投資を行います。
上記画像のように貯まったポイントが勝手に投資されるため初心者にも安心です。
選ばれた銘柄は自動的に分散投資が行える優良銘柄多く投資の第一歩として活用したいサービスです。
こうした少額から行える資産運用は金融リテラシーが高く資産を多く持つサラリーマン投資家に人気で、パフォーマンスを測るためにもすぐに始めた方が良いようです。下記記事では資産総額6億円の兼業投資家のインタビュー記事です。
トライオートFTFの自動売買セレクトについて
トライオートETF、トライオートFXで採用される自動売買セレクトはシストレ界屈指のパフォーマンスを誇る自動売買といっても過言ではありません。
一般論として、自動売買はロジックによる投資方針の策定と推奨証拠金による提示が最も重要です。
投資において資金管理が最も大切なのはFXをしている方であれば理解できるでしょう。
そしてそのロジックはバックテストの結果から算出されます。
※バックテストは過去の値動きから現在の値動きまでの(ヒストリカル)データをとって実際に設定したらどれくらいのパフォーマンスをあげられるのかというベンチマーク。あくまで指標です。
つまり、僕たちが行うのはよさげなロジックを選んでお金をつっこむだけ!といってもこれでは不安だと思いますので解説していきます。
自動売買ロジックの根幹にあるもの
- トライオートETFがCFD取引であることにより売買手数料、為替差損が発生しない
- 米国株が右肩上がりである
上記2点の考え方がロジック開発のもとになると僕は考えています。
インヴァスト証券が提供するトライオートFXは為替相場がレンジ相場になる過去の確率の高い統計データからロジックを開発しているように、株式のETFをトレードするトライオートETFも市場の原理原則に基づいているからです。
残念ながら日本株指数である日経225はバブル期の高値を超えられていませんが、米国株のダウ、ナスダックともに2018年において連日最高値を更新し続けました。つまりトライオートETFの自動売買戦略というのは、本来売買手数料が多くかかるはずの成長率の高い米国株に対しトレンド追従型の自動売買を仕掛けるという非常に理にかなった戦略であるということです。
日本人は高値掴みの安値売りをしてしまう典型的な逆張り民族だといわれていますが、米国株を自動売買することでそれを避け精神的なものからくる凡ミスを防いでくれます。
自動売買セレクトの種類
自動売買セレクトは以下
- 追尾
- スリーカード
- ライジング
- カウンター
追尾
一定のレンジ幅に”買い”を連続して出し続け価格が戻ってきたら利益確定するロジック。
スリーカード
値動きに対し、細かく利益を確定させていくスリーカードがトライオートETFユーザーに人気です。
上記のように米国市場や周辺諸国の影響を受けやすい我が国、日本の株価はレンジ相場になりやすく、追尾とスリーカードのスコアの差がそこまでありません。
ライジング
ライジングは上昇トレンド中に発生する波を的確にとらえ大きな利確と小さな利確を連続して行います。
株式用語でいうレンジ相場語のブレイクアウトを狙うトレードの基本
ナスダック100トリプルライジングのリターンが最もよいのは先述した、成長中の米国株に対して断続的に買いを入れ続けるからです。
カウンター
2018年9月18日よりリリースされた『カウンター』は下落後のリバウンドを拾いに行くロジックです。
株式用語でいえば『押し目買い』を行うロジックですので下落時にも強いストラテジーになっています。
自動売買セレクトの選び方
外国株を買う
株式投資において日本人にありがちなのは『カントリーバイアス』です。自国の成長を信じ自国の株のみを運用するスタイル、僕も同じ日本人として気持ちはわかるのですが、日本株の成長率は世界の長(おさ)であるアメリカにおよびません。
普通に株式を購入するのであれば、為替差損や高い手数料が発生する米国株ですが、トライオートETFは”投資コスト”を極限までさげることで圧倒的なリターンを実現しましたこれがメリットです。それが先ほども紹介した、『ナスダック100トリプルライジング』米国株に投資を行うほうがリターンが大きいです。
また、新たに加わったカウンターは早ければ来年度からリセッション(景気後退)による株価の軟調に付き合いながらも価値を積み上げていくロジックも有効です。
- ナスダック100トリプルライジング
- ナスダックトリプルカウンター
日経225_ETF追尾を買うタイミング
2018年現在において、日本株も米国株高を受けて高値に挑戦中と言えます(いえ・・・ます?)
トライオートETFにおいて日本株が最大限活躍するのは、旧民主党政権時の日経平均最安値付近が最も効率器です。
つまり、次の景気後退時で『もう日本の経済おわりじゃね?』とみんなが騒ぎ始めた時にトライオートETFの『日経225_ETF追尾』を購入すれば最大限の投資効率を狙えます。
自動売買セレクトでリスクヘッジするなら複数選のではなくコンポジットでトライオートFXと組み合わせましょう
Appleが時価総額100兆円を突破するなど米国のテック系銘柄は人気であり、最も成長性のある銘柄群です。
金融、エネルギー、資源どの銘柄群も米国のナスダックにパフォーマンスが追い付かないのは成長性がテック系銘柄に劣るからであり、ヘッジとしてしかけるのであればトライオートFXでしょうか。
トライオートFXでも自動売買セレクトがはじまり、トライオートETFとトライオートFXを組み併せて行える『コンポジット』も選べるようになりました。
リターンがそこまで多くないETFと、リターンの多いFXの組み合わせ(小型株一般消費財+コアレンジャーAUD/NZD)が理想的な収益グラフを描きます。
上記『コアレンジャーAUD/NZD』の組み合わせはFXの通貨ペアとしては硬い組み合わせなのですが、コアレンジャーの特性上、AUDもNZDも資源国通貨であるがゆえ、中国ネタでカウンター値が採用される局面が多くなるとマイナスに突っ込む期間が長くなります。
後は、長期のトレンドブレイクによる急変が怖いといったところ。
一般消費材追尾、は上昇幅こそすくないものの、レンジ相場に得意な”追尾”によるコツコツと増やしていくタイプ。
リスクヘッジで資金分散という上では値動きの少ないETFと組み合わせるのが理想的です。
今後、コンポジットでも採用銘柄は増えていくと思われますが、現状は小型株一般消費財+コアレンジャーAUD/NZDがリスクヘッジとして最適だと思われます。
トライオートETFのデメリットは金利とスプレッド
差金決済取引であるため、取引をするために発生する手数料が「スプレッド」と呼ばれるものです。FXなどをされたことがある方にはなじみがある言葉かもしれませんが、買いの価格と売りの価格に最初から差額が生じることをいいます。
つまり、自動売買で手数料を多く取られてしまう可能性があるということです。
また、ETFに対する金利 約0.9%+Liborという取引コストが発生します。
ようするに、金利とスプレッドが発生するため投資の知識がない人が運用すると実は損している可能性があるということですね。
トライオートETFは自分で発注する方法もありますが、最初からエッジの効いたトレードを寝ている間も仕掛け続けてくれる自動売買セレクトで選んだもので期待値を積み上げていくのが良いかと思われます。
攻めのトライオートFX守りのトライオートETFを活用しよう
超攻撃的な組み合わせのできる自動売買セレクトはかなり魅力的ですが、資産運用として利用する場合、比較的硬そうな組み合わせをチョイスすべきです。
収益率はトレード回数の多いFXの方が大きくなるはずですから、トライオートETFではディフェンシブな銘柄を選ぶことが求められます。トライオートFXの紹介記事も記載しましたので参考にしてください。
また、インヴァスト証券ではインヴァストカードによる元手0円から行える資産運用を行っています。
いきなりスタートするのが怖いと思っている方はインヴァストカードからトライオートETFを利用するのをお勧めします。
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