先物、FX

【2019年から不況突入?】日経平均2万円割れについて限界貧乏トレーダーの僕が考えること

投資信託を買ってる方、信用取引で株を買っていた方(おそらくもう投げているでしょう)そして日経株価指数で捕まってる方こんにちは、限界貧乏トレーダーのうっしーです。

2018年は以前より続いていたゴルディロックス(適温相場)から脱却し、手に汗握る波乱相場の幕開けとなりました。この記事では僕なりの解釈で自分用のメモとして、この下落局面をどう乗り切るのが正解なのかを模索する記事です。
こうした方がいいとか、こうすべきなどというアドバイスととらえるよりも、客観的な一つの意見として読んでいただければ幸いです。

日経は二度と24000円を超えることはない

と、断言することは誰にもできないのが相場というものですが、日本国内のできごとでいえば、オリンピック誘致による不動産価格の高騰や日銀のETF買いの下支えがあり、日経平均先物価格で2018年10月の24466円をつけた。

個人的な見解を述べるとすれば、「やっとか」といった印象。(売り豚脳だから)とはいえ、本格的な下げ相場でトレードを行ったことがない(2008年時点ではまだ高校生でした)ので戦々恐々としている。

2016年以降に株を始めた人にとって最大の試練8年間の塩漬け相場乙

さて、10年に1度の○○がたびたびやってくる金融市場において油断は大敵です。日経平均が2万円を超え、ゴルディロックス(適温)相場で押し目買いで無限に利益をあげていた名うてのトレーダーたちの悲鳴が聞こえてくる昨今。

昨年からNISAやiDeCo、米国ETFの購入を始めた人は今、ダイレクトに資産が減っているでしょう。僕も減っています。

2018年12月21日、米国時間に日経平均株価指数は下げ幅を拡大し、19800円を下回って引けた。週足ダブルトップで確定しているうえ、20000円の攻防を繰り広げたのちの下落とあって、戻りを期待するのは厳しい状況。

皮肉にも、リーマンショック後のチャート同様の形である。リーマンショック後は戻しを入れながら2008年10月までほぼ直滑降で下落する形で1万円以上の下落幅。以降株価がそれを超えたのは8年後のことである。(残念ですみんな一緒に含み損生活です。)

とはいえ、日銀買いのETFやオリンピック誘致の下支えなどがあり、ファンダメンタルズでいえば最高の状態にあった今回を超えることができるのはいつになるのだろうか。

下げ相場時にできることはいろいろある

といっても、悲観的にただ泣きべそをかいているだけではみすみす資産を溶かしてしまうだけだと思い、情報をサクッと調べてみた。僕は、偏差値40程度の大学しか出ていないし、オプション価格の計算式なんて全く理解できず購入した書籍をマッハで捨てるくらいの頭脳であるため、いろいろな人の意見やデータ、テクニカル的な見解を記載していこうと思う。

現状の米国株価の下落要因は高すぎる株価の水準訂正か

以前もご紹介したブログ記事「FANG+指数が年初来マイ転」「早速新興国株のアウトパフォームが始まる」にあるように、”強すぎた米国株価が諸外国の株価にサヤ寄せ“していると考えた。

また、10年債金利は2018年1月に起きたVIXショック似たように低下している。

{僕は金融知識において素人とかわりないのであくまで”そうとれるのでは?”といった感想に過ぎない。)

ブラックスワン(突発的な事象)が羽ばたいたわけでもないのに前触れもなく起きた急落はゆがみすぎた需給の解消といえるのではないか。

これに対して、トレーダーとして、投資家として、どのような行動をとるのが望ましいのか。

指数トレーダーや、株現物で捕まっている人(僕)トレードプラン

おそらくこう感じている人も多いのではないでしょうか。ショートは恐怖を伴い下落スピードが速いため短期で儲かる。

例にもれず僕もそんな考えを持っていたが、想定の2倍速で降りかかる絶望はピーキーかつこれまでの一転してリバウンドするはずの(高確率で戻していたポイント)ポイントでリバウンドしないどころかさらに深堀する。かと思えば瞬間的に戻る場面もあるなど、相場がかなり神経質になっている。

頭の中をフラットにして考えた時、下記のような想定がたった。(あくまで僕個人の考えであり、こうした考え方を持つ市場参加者がいるよという参考程度にとらえてください。)

リバウンド拾い

急落後には反騰がつきものなのが相場であり、下落幅が大きければ大きいほど返しの値幅も大きくなる。いわゆる下落局面におけるカウンターポジションの買いを適切な場所でとることによって大きく利益を上げるチャンスが総悲観の中には転がっている。

問題は、”いつ、どの価格でそれが起きるか”ということだが、それはこの記事を記載しているもう間もなくではないかと考えている。

しかし適切な価格なんてものは存在しないわけで、トレーダーの資金量やプランによって変化するのであくまで僕の場合。

N計算値と19000円台のSQ価格から下落幅を予測

主にFXで多用される計算値だが、長期的に見れば株価にも参考にはなる指標だと思っている。2018年10月が最も高いポイント24466円で、その際の下落が20783円その値幅3683円。2018年11月、急反発して22771円が戻り高値となるため、そこから3683円引いた価格19088円が下限と考えられる。

また、2017年の上昇時に揉んだ19500円でかなり揉んでいたことを思い出してほしい。19250円付近には2015年の下落時も含めてSQ価格が多く並んでいる。ここを意識するトレーダーは多いのではないだろうか。

相場がクラッシュして悲観的となっている局面ではどのくらいオーバーシュートするのかまったくわからないため、余裕資金と広い値幅で拾っていきたいと考える。

山高ければ谷深し、逆もまた叱りでしっかり掘ってくれれば跳ね返りで大きくリターンを狙うこともできるだろう。


問題点は、精神衛生を保てるかどうかにかかっている。先述した通り、神経質な相場ではなんどもなんどもトレーダーの心を折る事象が幾度となく訪れるからだ。資金を減らしながらこれを実行するのはかなり難儀だ。(だからこそリターンがでかい)

現物で捕まっている人は即損切りしてCFDでリスクヘッジするのも手か

中長期的に塩漬け決定銘柄が多いと感じる中ですぐに切るべきではあるのだが、これは個々の株式によって変化するためなんともいえない。

下落相場に突入するのであれば、CFD(差金決済取引)で先述した戻り高値を狙ったショートポジションの構築は有効だと考える。ただし、ショートはロングに比べて不利な要素が多いため積極的に推奨できるものでもない。

損切りするのは僕も苦手だ、だからすぐにしろといっても難しいのはわかる。そのためのCFDと考えてもよい。下落時にショートで儲けたお金で現物を買い足すという手ももちろん有効だとは考えているので、余裕資金があって試せる人は良いのではないだろうか。

インデックス投資を行っている人

今年から始めた投資信託やETFでいきなり喰らってしまった人は債券が含まれたモノへ切り替えを行うとよいのではないかと考える。

僕個人も、楽天ポイントで運用できる範囲で投資信託を購入しているが、多少コストの高い楽天VT(債券重視型)を毎月買い足しているが、おそらく下落幅はそれ以下の投資信託よりも低いはず。

「インフレリスクに耐えられないから投資しろ」と口酸っぱくいわれてきたかもしれないが、資産価格が下落している際はむしろキャッシュの方が安心なのはいうまでもない。

まとめ:死ぬな生きろ

ついつい暴落が来て、自分の資産ががっつり減ることで投げやりになるとさらに資産をなくすというスパイラルに陥る。

これが、株やFXトレードが続けられない理由。理屈でわかっていても行動できないのは自分自身のモチベーションが維持できずくじけてしまうからだ。これは自戒のために記載しているが、腐らず、常に最悪を想定し最善手を打ち続けるしかない。だから生きろ