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【初心者】20代からはじめるなら株とFXどちらがよいのか|今から仮想通貨はやめたほうがよい

仮想通貨ブームすっかり下火になってきました。

この記事では20代の投資初心者がはじめるのは「」「FX」どちらがよいのか紹介したいと思います。

この世はフラクタルだから結局どちらも勉強することになる

投資歴8年の僕からすると、最終的にどちらにもいきつくのでどっちでもいいんじゃない?とお答えしたいのですが、いきなりこういわれても身もふたもないと思うので詳しく紹介したいと思います。

大前提をしっておいてほしいのですが、株はある程度まとまった金額が必要です。これは投資スタイルにもよりますが、短期的にお金を増やすのが目的であれば、ハイレバレッジをかけて海外のFXでギャンブルトレードを行った方が期待値が高いです。

実際に1年間の間に60万円を3億円にした方をしっています。

もちろん、そういう取引をしたい人を止めることはしませんが、短期でお金持ちになりたいのであれば株ではなく、FXや日経平均先物の方が方がレバレッジをかけられる分資金効率的に有利です。

そうではなく、アメリカをはじめとした世界のインフレ経済に乗って投資元本を緩やかに増やしていくイメージの方は、ソフトバンクやユニクロ、ソニーなどの値嵩株(株式1単元購入単価が高い)を購入するためには元手が最も重要ですし、しっかりと投資を始めるのであれば300万円くらいは用意しておきましょう。

まとまったお金がない場合SBI証券で購入することができるS株もおすすめです。

FXと株なら株式取引の方が初心者にとって簡単

こんなことを記載すると怒られそうですが、僕はこのように思います。

FX  株取引
価格変動要因 世界の時事問題  企業の業績
勝てる要素の見つけやすさ  テクニカル分析メイン ファンダメンタル分析がメイン
 取引で勝っている人の割合 10%  20%
レバレッジ 400倍 3.3倍
資金効率 良い  悪い
 取引時間 24時間  9時~15時(昼休みを除く)

 

実際に、株取引で20%も買ってる人がいるの?という疑問もありそうですが、経済がインフレに傾いているとき、アベノミクスの効果でもわかるように上昇をし続けている最中は株を買っている人は必然的に勝っているということになります。

そのなかでも、短期の売買を行う人は空売りをしかけて負ける人もいるのですが、為替レートの変動を予測してトレードをしなくてはならないFXよりも株取引の方が勝ちやすいです。

FXで負けている人の割合の中には、海外旅行に行く際の両替も含んでいることもありますが、周囲の状況から見てもFXよりも株の方が勝ちやすいと思います。

世界の時事問題=マクロ経済、企業の業績=ミクロ経済

この世はフラクタル(小さなものも大きなものの一部、類似)ともいわれ、世界経済だけしればいいというわけでなく、企業の業績だけおっかければいいのかという話でもないと僕は思います。

そもそも、円安になると日本株が上昇するのは、輸出企業において有利になるから自動車会社の業績が上がる。といったものです。

したがって、

会社の業績を見る=世界情勢を見る

と最終的につながっていきます。

株取引は各セクターの業績推移(ファンダメンタルズ分析)からある程度銘柄を絞ることができる。

くま
くま

セクターは自動車ならトヨタ日産マツダ、ゲームならミクシィ、ガンホーコロプラなどをまとめて自動車セクター、ゲームセクターというよ!

FXは為替の交換レートなので、国力や経済情勢など大きなくくりで大手投資銀行などが買いや売りをいれてきます。

一方で、将来性のある銘柄に投資を行う株取引ではセクター全体にまんべんなくお金を投資する傾向にあります。

日本でいうゲームセクターなんかは正にそれ。

日本はスマホゲーが海外と比べにぎわっています。

その理由として、家庭用ゲーム機で遊ぶ時間がない、課金してランキングで1位を取りたいなど独特な文化があり、それによってスマホゲームを運営する会社の業績はここ10年でうなぎのぼりです。

例えば、モンスターストライクを運営するミクシィの株価を見てみるとわかりやすいかもしれません。

株取引は基本的に買いが有利であるといわれていることからもわかる通り、業績予測をしやすい銘柄を買っておけば勝てるといった図式が成り立ち(必ずそうなるわけではない)僕たちが身近なところから売買しやすい状況となるわけですね。

FX市場はファンダメンタルズでは予測できない市場、テクニカル分析を行う

未来のことなんてだれにもわからないのは、人生も相場もいっしょなのさ

2018年4月現在、世界的な金融緩和から引き締めに向かっています。これがどういうことなのかよくわからない方は僕のオススメ書籍を読んでみることをお勧めします。

これによって、アメリカの10年債券の金利が上昇し日米金利差は拡大しています。にもかかわらずドル円相場は2017年からドル安円高方向に進行。

ファンダメンタルズ的には、日米金利差が拡大すればドル高円安になるはず、なのにこうならない理由は『よくわからない』が正しいです。

世界の貿易摩擦、地政学リスク、など下がる要因上がる要因が世界にはあふれているのですが、市場(僕たちや大手銀行)がそれをどう判断するのかが値動きにとっては重要で、こうなるからこう!ということにはならないんですね。

皆がお金を儲けたいから損する人が多い方向に価格を持っていくのがFX、その裏どりをしていかなければ勝てないのでとても難しいです。

資金効率はFXのほうがレバレッジを賭けられる分圧倒的に有利

くま
くま

ゲーム感覚で行える人は株のデイトレやFXがおすすめ

レバレッジ=テコですが、自分の持っている資金を証拠金として証券会社に預け入れることでその何倍もの金額を取引できるということです。

100万円しかもっていないくても海外のFX口座などでは最大で400倍程度のレバレッジをかけて取引することができます。

つまり4億円分の為替レートの取引をすることで小さな変動幅で大きな利益を上げるということが可能になります。オマケにFXの市場は24時間、少ない値動きに対してレバレッジをかけて取引することで効率的なキャピタルゲインをあげることができます。

FX最大のメリットは資金効率です。

これに対して、株取引の信用取引で行うことができるのは3.3倍まで。

自己資金の約3倍までの取引が可能になりますが、株取引は1日の変動幅がFXに比べて大きくストップ高、ストップ安になれば20%以上価格が変動します。

そもそもレバレッジをかける必要性がないといえるのですが、取引時間がFXに比べて短く、かつ、レバレッジも少ないということもあって、FXよりも長いスタンスで取引を行う必要があります。

仮想通貨は論外

金融商品として未発達の仮想通貨に投資したいならかくごをきめろ

上記の表に乗っけてはいませんが、仮想通貨に投資するというのは論外です。

投機するなら問題ありませんが…

FXも株もインカムゲイン、キャピタルゲインという概念があり、いずれも保有していれば金利、あるいは配当金収入などが発生しますが、仮想通貨は一部を除いて一切インカムゲインが発生しません。

XEMのハーべスティングはインカムゲインではないのか?」という意見もありそうですが、ハーべスティングは取引量は保有比率によって、確率が変わってしまうものなので、買えば必ずもらえる、スワップ金利や配当金は違います。

仮想通貨は投機性がかなり高く、通貨価値を支えている裏付けが法定通貨(ドルや円)であるため、投資商品としては不適格、インフレ時に上昇する株とは根本的に違います。

それでも、流動性が高いのは昨年のニュースや報道でわかったと思うので、試してみたいと思う方は少額資金で買いだけ行うことをお勧めします。

10万円なら投資できるという人は単元未満株のS株、ワン株、プチ株からスタートするのがオススメ

それぞれ呼び名は違いますが、少ない資金でも株式を購入することができるのが単元未満株購入です。

  • S株=SBI証券
  • ワン株=マネックス証券
  • プチ株=カブドットコム証券

10万円で購入できる株式というのは確かにあるのですが、1単元=100株購入したら終わりでは資金効率が悪く、それだったら投資信託の積立投資を行った方がましです。

まず10万円を捨ててその後爆発的な利益を狙いたいと思える人はFXや仮想通貨もあり

まず間違いなく、その10万円はなくなりますが後にFXで億トレーダーと呼ばれる人に短期でなりたい人はFXもおすすめです。

FXは短期的な値動きは誰にもわからないため、向こう見ずなトレードが嵌って10万円を3カ月で6億円にする人が現れるような世界です。

精神的につらい場面が何度もあるかとは思いますが、投資の道をすすむのであれば、遅かれ早かれFX(世界情勢)に目を向けることになるので実践を積んでなれてしまうのも良いのではないでしょうか。