まだ定期預金なんて組んでるの?株式投資しないと!
というドヤ顔サラリーマンもいますが、僕は決してそうは思いません。
確かに円定期預金での利息は二束三文ですので、これで「お金を貯めたい」と思うのは正気の沙汰ではありません。が、上記のように定期預金がダメと決めつけるのはやや軽々に判断しすぎだと思います。
株式投資では平均利回りは5~6%、アベノミクス時で10%越え(人気の投資信託のパフォーマンス)という風にいわれています。
ただ、10人いたら8人は負けるといわれている株式投資ですらこの程度ということ。
そこで紹介したいのが『ドル定期預金』、もし2%の利息を簡単に手に入れることができたらどうですか?ということです。
今回の記事でご紹介するのは、低リスク低リターンながらも確実に貯金を増やせる方法をご紹介します。
目次
ドル定期預金を利用して年2%の利回りを稼ぐ
株価を高くしておくため、低金利の日本はこれからも続く
お金の勉強をしてこなかった僕も世の仕組みをしってから、「子供の時からやっていたらな」と思うことの一つに『外貨定期預金』があります。
というもの、20代の僕たちは、日本が不景気真っただ中で生きてきましたから、銀行の定期預金が低いのは当たり前、給与を預けて引き出すためのモノだと理解していますよね。
仕組みとして覚えておいてほしいのは、僕たちは銀行にお金を貸している側の人間であるということ。だから利息がもらえるわけですが、現在日本は異次元の金融緩和という低金利政策を実行中であり、これからも続くといわれています。(やめれば日本株は崩壊する)
意図的にインフレを起こそうという取り組みですが、正常に戻せば株価が大幅に下落し、日本経済が不況になってしまうので、もし解除されるとして段階的だといわれています。
100万円を銀行に1年間貸していても100円しかもらえない
下記表は、定期預金で100万円を預けていた場合のパターンを想定した現実にはありえない表です。(定期だから)それでも如何に日本の銀行の金利が低いかがわかります。
100万円を金融機関に預けたときにもらえる利息と金額 | |||
金融機関 | 定期預金名 | 金利 | 1年間でもらえる金額 |
三菱UFJ銀行 | スーパー定期 | 0.01% | 100円 |
静岡銀行 | スーパー定期 | 0.01% | 100円 |
少し外の世界を眺めてみると如何に日本が変わった国かがよくわかるのですが、今だに0%代の超低金利なのは日本くらいで、アメリカの長期金利が3%代に突入しています。(イギリスでも1.7%程度)
ちなみに、もしあなたがアメリカに住んでいてアメリカの銀行で定期預金を組んだとしたら1.25%~3%程度の利息がもらえます。(アメリカ人は定期預金よりも投資信託を好みますが。)
一方日本の場合三菱UFJ銀行や、地銀大手の静岡銀行でも、預金が0.01%という非常に残念な利回りとなっています。
- 不正解→定期預金を組むのは間違い
- 正解→円定期預金を組むのは間違い
預金をするときの日本人のおかしい感覚
住宅ローンや車のローンを組む時、低金利で組める金融機関を必死で探すのに、いざ自分が銀行側にお金を貸す側(預金)の場合驚くほどに無頓着。
僕の周囲の人間にも、「近いから」「なんとなく安心だから」といった理由で超低金利で銀行にお金を預けている人が多くいますが、はっきり言って人が良すぎます。
銀行側は住宅購入などの比較的低金利のフラット35でも1.35%は僕たちから金利をとるのに、銀行側に貸す時だけ0.01%とかどんな商売だよ!
と思わずツッコミをいれたくなるくらいアコギなことをしているのです。
だからこそ、今一度銀行をお客さんだと思って選んでみてほしいのです。
ドル定期預金で2%の金利がもらえる銀行はネット銀行の『住信SBIネット銀行』と『ソニー銀行』『イオン銀行』の3行のみ
一方で、銀行法が改正されてから口座の開設者が爆増しているネット銀行では、ドル定期預金を組むと1.5%~2%と円定期預金と比較すると非常に高い金利を付けてくれるのです。
ドル定期預金の金利(1年もの) | ||
金融機関 | 定期預金名 | 金利 |
住信SBIネット銀行 | ドル定期預金 | 2.00% |
ソニー銀行 | ドル定期預金 | 2.00% |
ジャパンネット銀行 | ドル定期預金 | 1.50% |
イオン銀行 | ドル定期預金 | 2.00% |
楽天銀行 | ドル定期預金 | 1.00% |
新生銀行 | ドル定期預金 | 1.90% |
といった形です。各銀行ごとに、1週間限定で金利アップ、3カ月限定で金利アップなどのキャンペーンは行っていますが、1年間の利息は上記の通りとなっています。
なぜ定期預金は『ドルじゃなきゃいけない』のか?
これは、『安定』という言葉が適切でしょうか。やはり基軸通貨としてのドルこそ最強通貨であることに変わりがありません。
為替手数料から見るドルとその他通貨
通貨 | 為替手数料1ドルあたり |
---|---|
米ドル
|
4銭 |
ユーロ
|
13銭 |
英ポンド
|
28銭 |
豪ドル
|
25銭 |
NZドル
|
25銭 |
カナダドル
|
25銭 |
スイスフラン
|
28銭 |
南アランド
|
14銭 |
香港ドル
|
5銭 |
基軸通貨としてのドルは、その安定性から取引コストが極端に安く、他国の通貨よりも手数料が安いです。
世界経済から見るアメリカのパワー
国レベルで見ると例えば、オーストラリアドルやニュージーランドドルなどFX(外国為替証拠金取引)でスワップポイント(金利差を利用した収益)が”おいしい”国もありますが、”超長期”でしかもあまり”知識がない人”にオススメできない理由は、資源国としての牙城が揺るぎつつあるからといった理由です。
その理由は、やはりアメリカです。
まとめ:銀行の普通定期に預けている人はネット銀行のドル定期預金を検討してみましょう
ということで、「ネット銀行のドル定期預金にすると100万円を1年間預けていた場合20000円もらえます」という話でした。(厳密に税引き後ですと1.75%)
ちなみに、僕のオススメは利用すればするほど現金に交換できるポイントがもらえる住信SBIネット銀行です。
そのシステムについては下記記事に記載しましたので是非参考にしてみてください。
住信SBIネット銀行のメリットまとめ|20代は是非口座開設してほしいオススメのネット銀行
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