FXトレード日記

海外FXでのリスク管理、レバレッジと通貨ペアについて

海外FXをこれからやろうとしている人、すでにやっている人に向けて、リスク管理について記載したいと思います。
なお、僕は現在下記のように、絶賛含み損もりもり中

現在トレード中はキウイ/ドル(ニュージーランド/ドル)をショート中です。
海外FXの魅力はいわずもがな、資金を爆発的に増加させることが可能な高いレバレッジをかけられることにあります。
しかも、負けてもゼロカットシステムのため日本国内のように追証で借金を背負う必要もなし。

だから海外FXのXMZeroスプレッド口座を利用しています。

海外FXの資金管理について

例えば、以前取材させていただいた海外FXで億トレーダーとなったまんぼうさんは、ポンド円で資金を10倍増させ、資金的な優位を手に入れています。

当然、海外FXにおいて一撃必殺の考えはとても素敵なのですが、魔物が潜むFX市場において天底を狙うトレードは精神をすり減らしますし、超高難度のウルトラCむずかC。

上記のツイートのように、ヒゲになりそうなポイントでのエントリーはピンポイント、むしろ運の要素が大きいようにも感じます。

そうではなく、日本国内よりもスプレッドは広いんだけれど、トレンドラインなどにのっとってエントリーしたい場合。

海外FXでもリスクをコントロールして細かく戦う方法はあります。

マイナー通貨プラスドルストレートという考え方

海外FXはゼロカットシステムのため、自分の持っている資金が底をつくギリギリまでポジションを保有することができる仕組みです。

必要証拠金は各通貨ペアごとに変わります。

ドル円の必要証拠金

XM公式サイトの証拠金計算機を使ってみると上記のような結果に。

ドル/円の通貨ペアを10万通貨(海外の場合1ロット=10万通貨)で必要な証拠金は、27635円です(ドル円レートが110.540)

日本人が好んでトレードするクロス円。ポンド/円やユーロ/円を見てみると。

ポンド円の必要証拠金

ユーロ円の必要証拠金

このようにクロス円を選択するとドル円よりも1枚あたりに必要な証拠金が増加します。

当たり前のことですが、資金的に必要証拠金が多いものと少ないものを比較する場合、証拠金が少ないほうが維持率を高く保てるため有利です。(逆行してもゼロカットまでの余裕があるから)

少ない資金でクロス円を選択するとスプレッド+証拠金でなおさら不利になるということです。

オセアニア通貨/ストレートという選択肢

ツイートの内容がすべてなのですがきちんと画像で用意します。

オーストラリアドル/ドル

ニュージーランドドル/ドル

3分の1は嘘でした。

とはいえ、ポンド円よりも40%程度ディスカウントされた証拠金でよいって最高じゃないですか?

10万円持っていて、ポンド/円なら30万通貨しかポジションをとれないところをニュージーランド/ドルなら50万通貨ポジションをとれる。

よく、ドルストレートはボラティリティに満足できずポンド円に向かう人が多いです。

レバレッジを高く設定できる海外FXだからこそマイナー通貨のドルストレートを選ぶことで少ないボラティリティのなかで冷静にポジションの積み増し(買い増し、売りまし)も立派な戦略だと思います。

また、レンジ相場になりやすいオーストラリアドルやニュージーランドドルは徐々にレバレッジを高めてレンジ幅と細かくとっていくスタイルも有効です。

まとめ、通貨ペア選びからリスクの選定は始まっている

えぇ間違いなくユーロドルをチョイスしていたら本日の相場でロスカットでしょう。ただ僕がチョイスしていたいのはキウイ/ドルだったのでまだ生きています。

こうした、一見細かい差が相場を張る際に生死を分けることもあるのだということを心に刻みたいと思います。

そして、こうしたレバレッジの考え方や資金管理はハイレバの海外FXだけでなく、国内FXや普段僕が紹介しているシステムトレードにも通じるものだと思いますので、1つの要素として覚えておいて損はないと思います。